どうも、狐乃文人です。
ネットサーフィンをしていると、思わず「おっ!」っと引き込まれるようなタイトルの記事がありますよね。
やはりタイトルは記事の顔として欠かせない存在です。
そこでこの記事では、これら3点を解説していきます。
この記事でわかること
- 記事タイトルの重要性
- 記事タイトルをつけるポイント
- 記事タイトルをつけるときの注意点
今回の記事を読むことで、魅力的な記事タイトルがつけられるようになりますよ。
記事タイトルの重要性
まずは記事タイトルの重要性から解説したいと思います。
先ほども解説したように、記事タイトルは命とも言えるぐらい重要なものです。
いくら良い記事を書いたとしても、記事タイトルがいまいちだと多くの人に読んでもらうことは難しいでしょう。
逆に記事タイトルさえうまく整えられれば、本文が多少だめでも読んでもらうことができます。
ただ、釣りの記事タイトルの場合SEO対策の観点でマイナス評価になりかねません。
実際にGoogleでは記事タイトルについて言及しています。
タイトルリンクは、検索結果のコンテンツをユーザーが一目でわかるように表示し、クエリとの関連性が高い理由をはっきりと伝えるうえで不可欠です。どのサイトをクリックするかはタイトルで決定することが多いため、ウェブページには質の高いタイトル テキストを使うことが重要です。
特に検索エンジンの最大手のGoogleがこのように公式で見解を発表しているように、ユーザーにとってわかりやすく、そして関連性の高い記事タイトルをつけることが重要だということがわかりますね。
Googleが重要視しているSEOの基準について、こちらの記事で詳しく解説しています。
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記事タイトルを考える7つのポイント
記事タイトルを考える時に、下記の7つのポイントを意識しましょう。
記事タイトルを考える7つのポイント
- 文字数
- 検索キーワード
- 疑問形を入れる
- 信憑性
- 簡単さ
- 具体性
- 網羅性
それでは、順に解説していきます。
文字数
実は、パソコンとスマホでは同じ検索エンジンを使っても、記事タイトルの見える文字数が違うことをご存知でしょうか?
例えば同じサイトを検索しても、パソコンとスマホではこのように違います。
【パソコン】
【スマホ】
同じ記事タイトルでも、パソコンとスマホでは表示される文字数に違いがあります。
目安として、パソコンは30~32文字、スマホは30~41文字が表示される上限の文字数だと言われています。
そのため、表示される文字数が少ないパソコンに合わせて30文字以内に納めると良いでしょう。
文字数が制限されているため、意味が重複する言葉や装飾語を減らし、できるだけシンプルでわかりやすい記事タイトルをつけると良いでしょう。
検索キーワード
記事タイトルに使うキーワードを選ぶ際は、「記事で重要となる言葉」または「悩みを抱えたユーザーが検索で使いそうな言葉」を意識すると良いでしょう。
例えばこの記事では、下記のようなキーワードをもとに記事タイトルをつけています。
キーワードの選出例
記事で重要な言葉:「記事」「タイトル」
検索で使いそうな言葉:「タイトル 決め方」「記事 タイトル 重要性」
これらのキーワードを組み合わせてタイトルを決めています。
また、記事タイトルには文字数制限があることから、キーワードをできるだけ記事タイトルの前半につけると良いとされています。
疑問形を入れる
検索キーワードでも少し触れましたが、どのようなユーザーに読んでもらいたいかによって、キーワードの選び方が変わってきます。
そのため、ユーザーが検索する目的を予測して記事タイトルを考えるという方法もあります。
例えば「マトリックス」について調べるユーザーは、
- マトリックス とは
- マトリックス 意味
- マトリックス わかりやすく
といった検索キーワードで、専門用語をわかりやすく解説している記事を探す可能性が高いと推測できるでしょう。
基本的にインターネットで検索しているユーザーの多くは、「〇〇について知りたい」「〇〇ってどういう意味?」と目的を持って調べる可能性が高いです。
そのため、記事タイトルも疑問形や疑問解消を彷彿とさせる言葉を入れると良いでしょう。
信憑性
記事タイトルの引きを強くするためには、専門性や実績、経験談などの信憑性が高まる言葉を入れ込むと有効です。
例えば、
信憑性が高いタイトルの例
映画のレビュー記事を書くなら:映画評論家が絶賛した涙が止まらない邦画3選
料理レシピの記事を書くなら:専業主婦10年目の私が生み出したふわふわオムレツの作り方
と言った感じで、専門性や実績を入れると記事タイトルの説得力がぐんと上がりますし、ユーザー視点でも、情報源が明記されていて信頼できると一目でわかりますね。
簡単さ
記事タイトルをつける上で「わかりやすさ」「簡単さ」の要素も欠かせません。
例えば下記の2つのタイトルがあったら、どちらの記事を読みたくなるでしょうか?
例文A
お家でビーフストロガノフの作り方を解説
例文B
簡単3ステップ!ビーフストロガノフの作り方をわかりやすく解説
パッと見で例文Bのほうが「簡単そう」と感じてクリックしやすいですよね。
この他にも、「小学生でもわかる」「5分でわかる」「〇〇するだけ」といった言葉も有効です。
具体性
記事タイトルは限られた文字数の中で勝負するわけですが、数字などを使い情報の具体性を上げるとパッと見での印象が変わってきます。
例えば、
具体性を高めたタイトルの例
- 【専門家が断言】早起きしたいなら寝る前に絶対にこれをするな!
- 女子大学生100人に聞いたイケメン俳優ランキング
といった感じで「数字」「断定系の表現」を入れることで、記事の内容の具体性がつかみやすくなったと思います。
ただ、これらはタイトルのインパクトを強くする反面、情報の裏取りや根拠の提示が必要となるので、しっかりとした下準備が必要です。
網羅性
ユーザーの心理として、何かを調べる際に複数の記事を確認することを嫌います。
そのため、記事タイトルに「あなたが欲している情報を網羅できますよ」と明記することが重要です。
例えば、
網羅性を高めたタイトルの例
- 完全版
- 徹底解説
- まとめ
- イッキ見
このような言葉を入れると、網羅性をアピールできます。
記事タイトルをつけるときの注意点
ここまで記事タイトルのつけ方について具体的なポイントを解説してきましたが、これらをそのままマネするのは危険です。
これから解説する注意点をしっかり押さえた上で、取り入れていきましょう。
すべてを使わないようにする
記事タイトルのつけ方を7つ解説してきましたが、すべての要素を盛り込むのは正直不可能です。
そのため、いくつか要点を絞って取り入れていくと良いでしょう。
具体的にお伝えすると、最初に紹介した「文字数」と「検索キーワード」はマストで取り入れて、それ以外の要素は適宜組み合わせて使っていきましょう。
また、記事タイトルに入らなかった要素はメタディスクリプションで補うというのも1つの手です。
嘘にならないように注意
また、多くの人に見てもらうことを追い求めすぎて、嘘にならないよう注意が必要です。
誇張表現とは物事を過度に形容することで、こうした表現を用いられた「誇大広告」という言葉のほうが聞き馴染みがあるかもしれませんね。
記事を魅力的に見せるために多少言葉を盛ることも必要ですが、嘘を載せるのはよくありません。
誇大広告になると消費者庁から改善や再発防止の「措置命令」だけでなく、罰金と懲役刑が科される場合があります。
また、誇張表現を続けていると、ユーザーはもちろんGoogleからの評価も下がってしまい、いくら記事を書いてもほとんど読まれなくなる可能性もあります。
そのため、誇張表現を使う際は細心の注意を払いましょう。
誇張表現の正しい使い方については、こちらの記事で解説しています。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は記事タイトルのつけ方について解説しました。
記事タイトルの重要性
- 記事タイトルは命
- Googleもひと目でわかりやすいタイトルをつけることの重要性を明言している
- SEO対策の観点でもタイトルは重要
記事タイトルを考える7つのポイント
★文字数
→30文字以内にまとめる
★検索キーワード
→記事の趣旨と検索で使われそうなキーワードを盛り込む
★疑問形を入れる
→ユーザーの悩みに沿って疑問形にする
★信憑性
→専門性や実績を盛り込んで信憑性を上げる
★簡単さ
→パッと見の簡単さを強調する
★具体性
→数字や断定を使って情報の具体性を持たせる
★網羅性
→1つですべてが完結できる網羅性をアピールする
記事タイトルをつける時の注意点
★すべてを使わないようにする
→7つのポイントを上手く組み合わせて使う
★誇張表現を使わない
→誇張表現は罰則の対象になる可能性があるので注意
ぜひ今回の内容を参考に、魅力ある記事タイトルをつけてくださいね。