どうも、狐乃文人です。
ライターといえば「文章を書く人」というイメージがあるかもしれませんね。
しかし、文章を書くという仕事の中にも様々な分野があり、それぞれの分野に特化したライターが存在します。
今回は売り上げを作ることに特化した「セールスライター」の仕事内容について解説します。
実はこのセールスライターがライターの中でも一番稼ぎやすい分野なんです。
この記事を読めば、セールスライターの魅力が存分にわかるでしょう。
セールスライターとは
ズバリ、セールスライターとは「商品やサービスを売るための文章を書くライター」のことです。
例えばLPやセールスレター、DM(ダイレクトメール)などで商品やサービスの告知を行うと思いますが、これらはセールスライターが作成しています。
セールスライターが目指すゴールは、一人でも多くの人に目的の行動をさせることです。
目的の行動はクライアントの希望で変わりますが、
- 商品の購入・サービスの契約
- 無料の〇〇に参加させる
- メールアドレスの登録やLINEの友達登録
といったことをユーザーにオススメすることになります。
セールスライターは稼げる
セールスライターは本業、副業、フリーランス(個人事業主)どの働き方でも稼げる仕事です。
自分のスキルや納品数に応じて報酬金額がアップしますし、売上アップや集客数アップなどの実績が積み重なればさらに単価の高い仕事を受けることができます。
ただし、給与制の会社員の場合はなかなか報酬が反映されづらいため、セールスライティングで稼ぐなら副業やフリーランスになるのがおすすめです。
立ち回り方や案件の取り方、クライアントとの関係性の築き方など、ちょっとコツを掴むだけで月100万円も夢ではありません。
セールスライターとして副業やフリーランスで成功する秘訣は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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Webライター・コピーライターとの違い
ここからはセールスライターによく間違われがちな「Webライター」と「コピーライター」の違いを解説していきます。
すごくめんどくさいところではありますが、セールスライターとこれらは厳密には仕事内容が全く違います。
Webライター | コピーライター | セールスライター | |
仕事の概要 | Webにまつわるライティング業務全般 | 企業や商品のブランディング | 商品やサービスの販売にまつわるライティング全般 |
具体例 | ・社内報の取材や校正
・サイトの記事作成 ・求人募集の作成 ・チラシの作成 など ライティング業務全般 |
・キャッチコピーの立案
・広告のコピー作成 |
・集客用LPの作成
・販売用セールスレターの作成 ・DMの作成 |
達成したい目標 | ・総じて会社の売り上げアップ | ・イメージアップ
(売り上げのアップ) |
・売り上げアップ |
Webライターは会社全体のライティング業務を担当します。
そのためキャッチコピーやLPを作ることもあれば、社内報や求人募集を作ったりと「文章を書く」という仕事全般を行います。
コピーライターは企業や商品、人物などのブランディング(社会的価値を上げること)を担当します。
一部セールスライターと被る部分もありますが、両者で目指しているものが全く違います。
- コピーライター・・・ブランド力アップで間接的・長期的な売り上げを狙う
- セールスライター・・・プロモーションを通して直接的・短期的な売り上げを狙う
このように同じ売り上げだとしても、手段が全く違います。
一方セールスライターが目指すものは「売り上げ」と非常にシンプルです。
言い換えるなら「売り上げアップのスペシャリスト」と言った感じですね。
セールスライターに必要なスキル
セールスライターの概要が掴めてきたところで、ここからは具体的に必要なスキルを解説していきます。
セールスライターにはセールスライティングのスキルが求められるわけですが、セールスライティングと言われてもピンとこないと思います。
セールスライティング及びセールスライターに求められるスキルは主に下記の4つです。
セールスライターに必要なスキル
- 商品・サービスの理解力
- コンセプトを考える企画力
- 魅力を引き出す表現力
- ランディングページ(LP)セールスレターを書けるスキル
- 運用結果を踏まえてLPを改善するスキル(LPO)
こちらの記事ではセールスライティングに必要なスキルや仕事の内容ををさらに詳しく解説しているので、興味がある人はぜひ併せてご覧ください。
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商品・サービスの理解力
これは必須のスキルと言えるでしょう。
ここでいう「理解」とは、「それがどんなものなのか」と説明できるレベルではありません。
例えば、
- どんな悩みの人が使うのか
- 他の商品とのどこが違う(強み)なのか
- 使った感覚はどうなのか
- 使う前と後ではどんな変化があるのか
など商品やサービスを使って得られるメリット・ベネフィットを想像できるレベルで理解を深めなければなりません。
またベネフィットの考え方については、こちらの記事で解説しています。
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コンセプトを考える企画力
商品の理解を深めた次は、想像力を膨らませて魅力的なコンセプト作りが必要です。
コンセプトとは、プロモーションの軸となる「原理・考え方・方針」のことです。
コンセプトが定まっていないと、軸がブレてしまいプロモーションの方向性があやふやになってしまうでしょう。
そんなコンセプトを考えるためには、商品やサービスの特徴から「ターゲットの需要と商品の強みがどうやったらマッチするか」を考えることが重要です。
そのためにも
- ターゲットが抱えている問題の原因は何か
- ターゲットが求めているものは何か
- 求められているものと商品やサービスをどうやって結びつけるか
といったことを考えると、コンセプトを組み立てやすくなりますよ。
コンセプトを作る上でさらに詳しいアドバイスをこちらの記事で解説しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。
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魅力を引き出す表現力
コンセプトに沿って魅力的な言葉を生み出す表現力も見逃せません。
「全額返金保証」「完全無料」など、ただ強い言葉で訴求するだけではセールスライターとしては一人前とは言えません。
商品やサービスの特徴を言い表すだけでなく、コンセプトに沿って魅力を最大限引き出す言葉を生み出せるのが一人前のセールスライターです。
ただここでいう「表現力」とはキャッチフレーズだけを指しているわけではありません。
今、あなたが読んでいる文章も含めた全体の表現力を指しています。
ターゲットがイメージしやすく、魅力的な文章を書く方法の1つとして「例え話」は非常に有効です。
こちらの記事では、誰でもカンタンに魅力的な例え話ができるようになるコツを解説しているので、よかったら併せてご覧くださいね。
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ランディングページ(LP)やセールスレターを書けるスキル
また、商品の魅力を伝えるランディングページ(LP)やセールスレターを書くスキルもあると良いですね。
ランディングページとは、SNSや広告で使用する集客用のWebページのこと。
セールスレターとは商品やサービスを売ることを目的としたWebページ、チラシのことを指します。
例えばInstagramやYouTubeの広告をクリックすると、LINEの無料登録や商品の資料請求を促すページが表示されるかと思います。
このページは、メールアドレスや電話番号、LINEの友だち追加などを通じて、広告主がユーザーの連絡先を獲得しようとしているページです。
このようなページのことをランディングページといいます。
一方、家電や化粧品などの名前をネットで検索した時に、商品の魅力や他社との違いが記された公式の販売ページが表示されるかと思います。
これがセールスレターと呼ばれるページです。
セールスライターはランディングページとセールスレターを書くのが仕事と言っても過言ではないぐらい、しょっちゅう書いています。
1つ厄介なのが、ランディングページやセールスレターには数学の公式のように絶対的な答えがありません。
極論1文字だとしても集客できるランディングページやセールスレターであれば、それが正解というわけです。
そのためセールスライターは、これまでの経験から「これなら売れるだろう」という独自のランディングページやセールスレターの型を持っていて、それを商品やサービスに当てはめながらアレンジを加えていきます。
これからセールスライターになる人は、まずは自分の型を身につけられるよう、いろんなランディングページやセールスレターを作りながら試行錯誤していくことをおすすめします。
ちなみに僕が考えるランディングページやセールスレターの型は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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運用結果を踏まえてLPを改善するスキル(LPO)
LPやセールスレターは作ったら終わりではなく、運用結果が悪かった場合は改善が必要です。
LPやセールスレターを改善することをLPOといいます。
LPOができるセールスライターは意外と少なく、このスキルがあるだけでも他のセールスライターにはない強みとなります。
LPOをするためには
<li>成果を客観的に分析する力</li>
<li>成果を基に仮説を立てる力</li>
<li>根気強くPDCAサイクルを回し続ける力</li>
これらのスキルが求められます。
LPOの詳しい実践方法は、こちらの記事を参考にしてください。
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セールスライターになるオススメの方法
最後にセールスライターになる方法について解説します。
ここまで解説で感じたかと思いますが、セールスライターになることはカンタンではありません。
正直副業で月数万円稼ぎたいレベルなら、ブログで上位表示を狙うSEOライターのほうが断然なりやすいでしょう。
しかし、早く・爆発的に稼ぎたいのであれば断然セールスライターの方がオススメです。
SEOライティングとは違い、セールスライティングは直接売り上げを作る仕事なので即金性が高く、売り上げがたてば単価もどんどん上がっていくからです。
また、自分が書いたもので人がお金を出してくれる(購入してくれる)という感動は、何にも代えることはできません。
そんなセールスライターになるためにオススメなのが、「インハウスライター」になることです。
インハウスライターとは、企業で社員として雇われているライターのことです。
先に結論を言うと、セールスライターになりたいなら、断然インハウスライターで働くことをオススメします。
なぜなら、インハウスライターは会社に給与をもらいながらセールスライティングの勉強ができるからです。
普通セールスライティングの勉強がしたいなら、書籍を買ったり講座に通ったりと自分からお金を払わなければ学ぶことはできません。
しかし、インハウスライターであればある程度の仕事をこなすだけで毎月お給料が振り込まれるので、働きながら自分の知識・スキルを伸ばせるという最高の環境なんです。
さらに、インハウスライターであれば会社から仕事が割り振られるので、自分から仕事を探しに行く必要がありません。
給料という金銭的な保証がありながら、仕事を通して知識・スキルを身に着けて、しかも経験を積める・・・これほど完璧な環境は他にないでしょう。
インハウスライターのさらなる魅力、デメリット、さらには現場の本音など、さらに詳しい情報はこちらの記事で解説しています。
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さらに、未経験からライターになる方法をこちらの記事で詳しく解説しています。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はセールスライターの仕事内容について解説してきました。
セールスライターとは
- 商品の購入・サービスの契約
- 無料の〇〇に参加させる
- メールアドレスの登録やLINEの友達登録
といったことをユーザーに促す文章を書きます。
他のライターとの違い
★Webライター
→社内報の取材・パンフレットの作成・広告の作成など、ライティング全般の業務
★コピーライター
→ブランド力アップで間接的・長期的な売り上げを狙う
★セールスライター
→プロモーションを通して直接的・短期的な売り上げを狙う
セールスライターに必要なスキル
★商品・サービスの理解力
→概要はもちろん、商品で得られるメリット・ベネフィットも理解できる
★コンセプトを考える企画力
→ターゲットの需要と商品の強みがマッチする部分を探せる
★魅力を引き出す表現力
→コンセプトにあった文章が書ける
★ランディングページ(LP)やセールスレターを書けるスキル
→売れるランディングページやセールスレターの型がわかる
セールスライターになるには?
→インハウスライターとは企業に社員として雇われたライターのこと
→お金をもらいながら、学べて経験が積める最高の環境
→セールスライターは稼ぎやすい!
長文になりましたが、セールスライターの魅力が伝わったでしょうか。
「売れる文章を書く」という仕事に興味を持っていただけたら嬉しいです。