どうも、狐乃文人です。
副業として人気のWebライティングを本業にしたい、と思っている人も多いかと思います。
もしかしたら、Webライターは「仕事が簡単」「スキマ時間でぱぱっとできる」「稼ぎやすい」というイメージを持っているかもしれませんね。
しかし、すぐにWebライティングの世界に飛び込むのは待ってください。
実はWebライターってめちゃくちゃきつい仕事なんです…
今回はWebライターのリアルな現実ということで、働いていて辛いことや、お給料事情などを暴露します。
これを見てからWebライターになるか決めても遅くありませんので、ぜひ最後まで御覧くださいね。
Webライターとして働く前と後のギャップ
まずは僕がWebライターとして働く前と後でのギャップを3つありました。
Webライターになる前と後のギャップ
- 書くよりも考えることのほうが重要
- 労働時間が長い
- 心身にストレスが超溜まる
それぞれ僕の体験談をもとにご紹介していきます。
書くよりも考えることのほうが重要
これはかなりびっくりだったのですが、Webライターは書くよりも考える時間が圧倒的に長いです。
僕の場合、書く時間と考える時間の割合は1:3ぐらいですね。
仮に1日8時間労働なら、たった2時間しか書いていないということになりますね。
Webライターになる前は「書いてなんぼ」だと思っていましたが、実際に働き始めると、
- ターゲットはどんな悩みを抱えているか
- どんなコンセプトなら魅力的に見えるか
- ユーザーはどのようなメリット・ベネフィットを求めているか
ということを考えていると、あっという間に時間が経っていました。
「考えるよりも手を動かせ」と思うかもしれませんが、ターゲットなどの項目が決まらないと、ユーザーに届く文章を書くことはできません。
Webライターとして必須の考えるスキルについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
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労働時間が長い
続いて、労働時間の長さに驚きました。
Webライターになる前は「オフィスワークだし、あまり難しくなさそうだから定時出社、定時大金のホワイトな仕事」という印象を持っていました。
しかし、実際のところは全く逆で、定時に帰れるのは珍しいぐらいとにかく労働時間が長かったです。
例えば、過去に働いていた会社では毎日2時間残業が当たり前で、月に40~60時間も残業をしていました。
なぜここまで時間がかかるのかといえば、やはり書くのに時間がかかります。
例えば、200文字ぐらいのLINEの文章でも1時間、2時間かかることはザラにあります。
さらに、調子が悪い時は1日の労働時間を全て使って書ききれないことも・・・
Webライターは労働時間が必然的に長くなると覚悟しておきましょう。
心身にストレスが超溜まる
そして意外だったのが、心身へのストレスがめちゃくちゃ溜まります。
Webライターとして働く前は「クリエイティブな現場だから、自分の作品作りをとことん追求できる」と思っていましたが実際は全く違います。
締め切りに追われながらできるだけ完成度の高い文章を作る、というのは心身にかなりのストレスになります。
毎日終電まで働いて家に帰ったら泥のように眠る、という生活をしていると体にも心にも不調が出始めます。
例えば1日中お腹を下したり、背中が筋肉痛で痛くなったり…
また後々気づいたことですが、Webライターをやっている人はガリガリか太っているかの両極端な体格の人が多かったです。
やはり労働時間が長く、デスクワークということもあり、運動不足の人は多いようです。
これからWebライターを目指す人は、心身のストレス解消と健康のために運動や食事に気をつける必要がありそうです。
Webライターは稼げる?
ここであなたが一番気になっているお金の話をします。
ズバリ、Webライターは働き方で収入が大きく変わります。
その分岐点となるのが「インハウスライター」と「独立したライター」の違いです。
インハウスライターの場合
まず「インハウスライター」から解説していきます。
インハウスライターとは、正社員や契約社員など会社の一員として雇われているライターのことです。
いわゆる「プロのライター」というやつですね。
「会社勤めなら収入も安定して将来安泰!」と思うかもしれませんが、実はかなり厳しいのが現状です。
僕が転職市場で調べたライターの月給ですが、
- 未経験なら基本給20万~22万円ぐらい(残業代・手当込みで手取り20万~22万円ぐらい)
- 経験者でも基本給が22万~25万円ぐらい(残業代・手当込みで手取り20万~22万円ぐらい)
といった感じで年収400万円に届かないことも多いでしょう。
インハウスライターの働き方など、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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独立したライターの場合
ここで言う「独立したライター」とは、フリーランスや個人の会社を立ち上げて、個人で仕事を請け負って働くライターのことです。
実は、この独立したライターこそが高収入を狙いやすい働き方なんです。
例えば、某アウトソーシングサービスで受注できる案件を調べてみると
- セールスレターの作成(月額):10万円~
- 5分~10分ほどの動画の台本作成(40本ほど):20万円~
- キャッチフレーズの作成(1本):10万円~
といった感じで、これだけでも月収40万円になりますね。
アウトソーシングサービスで紹介している案件はかなり安く設定されている場合もあるので、実際はもう少し高くなる可能性があります。
さらに実績を積んでいけば、1案件ごとの単価がどんどん上がり20万円、30万円になることも夢ではありません。
そんな高単価の案件を受けるためには、「自分はこんな仕事ができます・こんな物を作ってきました」と実績や経歴をアピールする必要があります。
そのためにも、Webライターは実績をまとめた「ポートフォリオ」を作ることをおすすめします。
ポートフォリオの作り方については、こちらで実例付きで解説しています。
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Webライターのリアルな本音
最後にWebライターのリアルな本音として、僕の意見を語ろうと思います。
取り扱うテーマは下記の5つです。
Webライターのリアルな本音
- 働いて辛いことは?
- 働いて楽しいことは?
- 何から勉強するべき?
- 未経験からWebライターにでもなれる?
- 今後もWebライターを続けたい?
ぜひ現場の実情をご覧ください。
働いて辛いことは?
やはり、労働時間が長いことや単価がやすいことですね。
僕は書くことが好きでWebライターになりましたが「好きなことをやっているはずなのに…」と思うことがよくあります。
ただ、独立すればこの悩みはすぐに解消されると思っているので、今は地道に下積みを続けています。
働いて楽しいことは?
それは「たくさんのユーザーが反応してくれた時」ですね。
作っている時は本当に苦しいですが、それが世に出て人に認められた時、自分が予想していた以上の反響をもらった時に「続けて良かった」と思います。
体感ですが辛いと楽しいが9:1という感じですね。
ほとんどが辛いことばかりですが、報われた瞬間の達成感と多幸感は何者にも代えられません。
何から勉強するべき?
Webライターを目指すなら「書く力」「考える力」の両方を身に着けましょう。
ただ書くだけなら、アルバイトや素人でもできます。
しかし、ターゲットに響く文章を書くとなると考える力も必要です。
こちらの記事では、「書く力」と「考える力」を無料で身につけられる、最強の勉強法を紹介しています。
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未経験からでもWebライターになれる?
ズバリ、未経験からでもなれます。
なぜなら、僕自身が未経験からWebライターになったからです。
ただ作文が好きというわけで、特に国語の成績が良いわけでもなかった僕がどうやってWebライターになったのか。
その具体的な転職戦略をこちらの記事で解説しています。
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今後もWebライターを続けたい?</h3
今後もWebライターを生業にしていきたいと思っています。
僕は書くことが好きで、望んでWebライターの仕事につきました。
なので需要があり続ける限り、これからもWebライターとして活動をしていきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はWebライターのリアルな現実をお伝えしてきました。
Webライターとして働く前後のギャップ
★書くよりも考えることのほうが重要
→ターゲット、コンセプト、ベネフィットが決まらないと良い文章は書けない
★労働時間が長い
→考える時間が長いと必然的に労働時間も長くなる
★心身にストレスが超溜まる
→運動不足と長時間労働で心身的に不健康になりがち
Webライターは稼げる?
★「インハウスライター」は稼ぎにくい
★フリーランスになったり、独立すると稼ぎやすい
Webライターのリアルな本音
★働いて辛いことは?
→労働時間が長いことや単価がやすい
★働いて楽しいことは?
→たくさんのユーザーが反応してくれた時
★何から勉強するべき?
→「書く力」「考える力」の両方を身に着けよう
★未経験からWebライターにでもなれる?
→ズバリ、なれます
★今後もWebライターを続けたい?
→今後も続けたい
かなり踏み込んだリアルな実情をお伝えしました。
ただ、これらの困難を乗り越える強い信念を持っているのであれば、Webライターはきっと天職といって過言ではないでしょう。
この記事が参考になれば幸いです。