どうも、狐乃文人です。
数ある副業の中でも、Webライターは初心者にオススメの稼ぎ方です。
「書く」というシンプルな副業なので初期費用はほとんどかからず、副業未経験の方でも手軽に始めやすいでしょう。
そこで今回は、現役ライターがおすすめするWebライター勉強方法をご紹介していきます。
今現在もプロとして活躍している僕の目線で、より実践的で効果のあるWebライティングの勉強方法を厳選しています。
Webライターの勉強方法3選
本題に入る前に、前提としてWebライターとしてスキルアップするためには、下記の3つの力が必要です。
スキルアップに必要な3つの力
- 情報の収集する力
- 情報の整理・理解する力
- 情報を文章にする力
漠然と「Webライターとしてスキルを伸ばしたい」「文章力をつけたい」と思っても、具体的に何をすればよいかわからないですよね。
まずはこれらの力をそれぞれ伸ばすことを重点的に行なっていきましょう。
これから紹介する勉強方法は、どれも3つの力いずれかを伸ばすのに最適な方法です。
You Tubeを見る
You Tubeは情報を収集する力、情報の整理・理解する力を伸ばすのに最適です。
文字や書籍だけでは伝わりにくい細かなニュアンスが伝わりやすいので、スッと頭に情報が入ってきやすいでしょう。
また日常的にスマホを肌見放さず持ち歩く僕達にとって、ちょっとしたスキマ時間にいつでもどこでも勉強できる、というのも嬉しいポイントですね。
You Tubeで動画を見て、学びになったポイントはメモを取るだけでもWebライターとしてスキルアップできるでしょう。
ただ、少し残念なのはWebライター向けの動画を投稿している人が少ないという点です。
そこでWebライティングの勉強におすすめの動画をご紹介しますね。
こちらは『リベラルアーツ大学』という副業やお金にまつわる情報を発信しているチャンネルが運営しているWebライティング講座です。

全10回の無料講座の中で、Webライターの基礎から仕事を獲得するまでの方法を順序立ててわかりやすく解説しています。
まだWebライターを始めたばかりという方や、1円も稼げていないという方におすすめですね。
また、この無料講座で講師を務めている「なかじさん」は、業界ではかなり有名なブロガーさんなので説得力抜群ですよ!
Webサイトを活用する
またサイトを活用したWebライティングの勉強も有効です。
こちらもYou Tubeと同じく「情報の収集する力」と「情報の整理・理解する力」の両方を伸ばすことができるでしょう。

特におすすめなのが「アフィリノオト」というサイトです。
こちらのサイトは、おすすめの動画でも紹介した「なかじさん」という方が運営されているサイトで、Webライティングやブログ運営の基礎情報が詰まったサイトです。
ブログの内容も多めですが、Webライティングの基礎が学べるので勉強にうってつけだと思います。
無料ブログで学んだことをまとめた記事を書く
情報を文章にする力を伸ばすには、やはり自分で書いてみるのが一番有効です。
そこでおすすめなのが、無料ブログです。
アメブロ、はてなブログ、ライブドアブログなど、無料でブログをアップできる媒体を活用して、日々Webライティングの勉強した内容を記事にしてみましょう。
例文
- 冒頭のあいさつ:今日は返報性の原理について勉強しました
- 勉強したこと:返報性の原理とは「影響力の武器」という名著で取り上げられた心理テクニックです
- 気づき・感想:人にやさしくされたら自分もお返しをしたくなるのは、この心理テクニックが使われているからだと知って驚きました
- まとめ:返報性の原理は読者にお願いごとを聞いてもらう方法として有効だということがわかりました

もちろん最初はうまくまとまらないと思います。
それでも良いので、Webライターの勉強をした日は必ず1記事投稿してみてください。
投稿し続けることで、ライターとして文章を書き続ける感覚が身につきますし、書くという経験を積むことで自然と文章力もアップするでしょう。

イチオシの勉強方法は「書き写し」
ここまで、Webライターにおすすめの勉強方法を紹介してきましたが、僕がこれまでやってきて一番効果があったのは「書き写し」です。
書き写しとは、その名の通り文章を一言一句マネして書くことです。
みなさんも学校の宿題で友達の回答を書き写した経験があるかと思います。

あれと同じように、ただ書き写すことが最強のWebライティング勉強法なんです!
書き写しは、
- 情報の収集する力:参考の文章を読みながら知識を得られる
- 情報の整理・理解する力:すでにまとめられた文章をマネして書くので、情報を整理して理解しやすい
- 情報を文章にする力:表現方法を学べるし語彙力もアップする
といった感じで、3つの力を全て伸ばせる万能な勉強方法なんです。
実はこの勉強法は、僕がWebライターになりたての頃、会社の先輩に半強制的にやらされていたものなんです。
入社1年目は毎日出社してから就業までの間の時間に、先輩が作成したLPやメルマガを文字起こしをさせられていました。

しかし1ヶ月ぐらい続けていると、会社の他の先輩から「文章の構成や話の展開が良くなっているね」と褒められるようになり、自分でもわかるくらいライティングが上手くなっていたんです!
やはり「文章を書く」という経験を積むことが、Webライターの勉強方法として一番効率が良いと実感しました。
「たかが書き写し、されど書き写し」シンプルなこの勉強法こそが、最強だと自信をもってお伝えします。
書き写しのメリット
そんな書き写しでなぜWebライターにとって最強の勉強法なのか、その理由は下記の3つのメリットがあるからなんです。
書き写しのメリット
- 文章の組み立て方が身につく
- 語彙力が上がる
- タイピングが早くなる
- 筆者の意図を理解できる
それでは順に解説していきます。
文章の組み立て方が身につく
一番のメリットはわかりやすく、読みやすい文章の組み立て方が身につくという点です。
書き写しには、
- 読む・・・文字を読む(インプット)
- 理解する・・・文章の内容を理解する(情報の整理)
- 書く・・・タイピングで書き写す(アウトプット)
この3つの動作が行われます。
その中で「情報のインプット→情報の整理→アウトプット」という知識を身につける上で最適なサイクルが自然と形成されています。
そのため、書き写しをすることで文章の構成や魅力的な表現、わかりやすい伝え方など、ライティングに必要なスキルが自然と身につくでしょう。
特に商品やサービスを売るための文章(セールスライティング)では、魅力的な表現の引き出しが多いほど有利になります。
ぜひ書き写しの時は、誇張表現に注目してみてください。
誇張表現の意味や詳しい使い方については、こちらの記事で解説しています。
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語彙力が上がる
また、語彙力が上がることも嬉しいポイントです。
Webライターには、同じ表現や言葉を繰り返し使ってしまう「書き癖」というものがあります。
ライティングのスピードが早くなるというメリットがある反面、単調な表現ばかりで表現の幅が狭まってしまうというデメリットがあります。
そうならないためにもいろんな文章を書き写しすることで、普段使わない表現や言い回しを意識的に使うことで表現の幅を広げることができます。
特にLPやセールスレターのFV(ファーストビュー)に使う魅力的なキャッチコピーを作るためには、語彙力の高さが必須です。
魅力的なキャッチコピーとファーストビューの作り方について、こちらの記事で解説しているので併せてご覧ください。
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タイピングが早くなる
また、書き写しを継続することで自然とタイピングの速度も上がり、ブラインドタッチもできるようになるでしょう。
ブラインドタッチとは、手元を見ず画面だけを見て正確にタイピングをすること。
僕はWebライターの仕事についてからブラインドタッチを習得しましたが、できるようになるまで1文字打つごとに数秒かかっていたので、本当に大変でした。
なので早くタイピングできたり、ブラインドタッチができるようになることを強くおすすめします。

また僕がブラインドタッチをマスターした練習方法はこちらの記事で解説しています。
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筆者の意図を理解できる
これは少し応用的なメリットですが、Webライターとして経験を積むことで書き写しをする中で書き手の考えが読み取れるようになってきます。
これは読解力・表現力の向上に加え、書き手としての経験を積むことで、作りて側の気持ちが理解できるようになってくるからです。
例えば、「おはよう」という言葉1つからも、「どうしてこのように表現したのか」「逆にどうしてこの表現にならざるを得なかったのか」などかなり深く考察ができるようになります。
これくらいの考察力が身につくと、単に言葉を並べただけの文章から「誰に」「どんな思いを」「どのように伝える」という風に考えられ、深く相手に刺さる文章が書けるようになるでしょう。
ぜひ、この次元を目指して頑張っていきましょう。
書き写しのデメリット
ここまで書き写しのメリットをお伝えしてきましたが、いくら万能なWebライティング勉強方法とは言えデメリットも存在します。
書き写しのデメリットは下記の2つです。
書き写しのデメリット
- つまらない
- 効果が出るまで時間がかかる
この章では、書き写しのデメリットと対策方法を解説していきます。
つまらない
万能なWebライティング勉強方法と言っているものの、お気付きの通り決して楽しいものではありません。
ただ淡々と文章を書き写すだけなので、正直つまらないです。

そのため5分、10分でやめても良いので、毎日継続して続けることをおすすめします。
例えば、ライティングを始める前に手のウォーミングアップとして取り組んだり、書くことに行き詰まった時の気分転換として取り組んだりと、スキマ時間を利用して取り組むと良いでしょう。
効果が出るまで時間がかかる
また書き写しを始めてすぐに効果が出るものではありません。
そのため、最初は丁寧に取り組んでいてもどんどん意識が薄れてしまい、勉強から作業になってしまう場合があります。
適当にやっていてもタイピングは早くなりますが、肝心の文章の構成力や表現力は伸びません。
そのため上記でもお伝えしたように、短期間でも良いので集中して行いましょう。
書き写しを実践する4ステップ
それではWebライターにオススメの勉強法である「書き写し」の具体的なやり方を解説していきます。
4つのステップに分けて順番に解説していきます。
①お手本を探す
まずはお手本となる文章を探してみましょう。
これはお気に入りのブログやLP、セールスレターを利用しましょう。
▽LPとセールスレターの特徴について、こちらの記事で解説しています。
特にお気に入りのものがなければ、あなたがお気に入りの商品、サービスを紹介しているサイトを参考にするのをおすすめします。
もしLPやセールスレターが見つからない場合は、下記のサイトで検索してみてください。
きっと気に入るものが見つかるでしょう。
▽
LP アーカイブ
②画面を準備する
次に書き写しをするための画面を準備しましょう。
できればディスプレイを2つ用意して取り組むのがおすすめですが、ウインドウを2つ並べて代用するのも良いでしょう。
③時間を決めて、定期的に行う
1日に5分、10分で十分なので毎日継続して取り組めるように習慣化していきましょう。
そのためにも、時間を決めて行うと良いでしょう。
僕の場合、始業前の時間に集中して取り組んでいました。
たった5分、10分でも積み重ねれば必ず効果が出るはずなので、根気強く続けていきましょう。
④作者の意図を考える
書き写しに慣れてきたら、文章の考察にも取り組んでいきましょう。
作者の意図を想像することで表現力や伝え方がうまくなり、上辺だけではなく心に刺さる文章が書けるようになりますよ。
もし作者の意図を読み間違えたとしても問題ありません。
推測するということが、Webライターの思考力を高めるトレーニングになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は無料でできるWebライターの勉強方法を解説してきました。
Webライターの勉強方法3選
★You Tubeを見る
→動画なので細かいニュアンスもわかりやすい
★Webサイトを活用する
→競合相手やプロの文章を読むことで学べることも多い
★無料ブログで学んだことをまとめた記事を書く
→アウトプットを続けることで、自然と文章力が向上する
イチオシの勉強方法は「書き写し」
★文章の組み立て方が身につく
→「読む」「理解する」「書く」で質の高いインプットとアウトプットができる
★語彙力が上がる
→自分では普段使わない表現に触れることでボキャブラリーが増える
★タイピングが早くなる
→書き写しを繰り返すことで精度もアップする
★筆者の意図を理解できる
→文章を分析・考察することで想像力が豊かになる
書き写しのデメリット
★つまらない
5分、10分で良いので集中して行う
★効果が出るまで時間がかかる
→毎日の積み重ねが大事
書き写しのやり方
- お手本を探す
- 画面を準備する
- 時間を決めて、定期的に行う
- 作者の意図を考える

ぜひ今回ご紹介した勉強方法を参考に、あなたもWebライターとしてレベルアップしていきましょう。