ライティング勉強方法

誤字脱字を減らすには?原因と改善方法を5つ紹介

誤字脱字を減らすには?原因と改善方法を5つ紹介

どうも、狐乃文人です。

文章を書く上で誤字脱字には気をつけたいですよね。

故意的なミスでなくても誤字脱字があると書き手の印象が悪くなってしまうものです。

特にセールスライターのように文章を書くことが仕事の人は、誤字脱字があるだけでユーザーやクライアントの信頼を失ってしまう可能性があります。

そこで今回は誤字脱字が起こる原因と対策について解説します。

今回お伝えする対策は僕が仕事で実際にやっている効果が実証された方法なので、誤字脱字の方は必見ですよ。

誤字脱字のデメリット

まずは誤字脱字をすることにどのようなデメリットがあるか見ていきましょう。

誤字脱字には下記の2つのデメリットがあります。

誤字脱字のデメリット

  • 読みづらい
  • ユーザーの信用を失う

それでは順に解説していきます。

読みづらい

誤字脱字が多い文章は読みづらいという致命的な欠点を抱えています。

例えば、下記の例文を読み比べてみましょう。

誤字脱字がない文章

今日はコメダ珈琲に行ってモーニングを食べた。
コメダ珈琲ではモーニングの時間に飲み物を注文すると、トーストが無料でついてくる。
このトーストが超絶品で、口に入れた瞬間に広がる小麦の香りがなんとも言えない。
あの外はカリッと中はふわっとした厚切りトーストを、自宅でもなんとか再現できないものだろうか。

誤字脱字が多い文章

今日はコメダ珈琲に行ってモーニング食べた。
コメダコーヒーではモーニングの時み物を注文すると、トーストが無料でついてくる。
このトーストが絶品で、口に入れた瞬間に広がる小麦香りがなんとも言えない。
あの外はカリッと中はふわっとした厚切りトスートを、自宅でもなんとか再現できないのもだろうか。

かなり露骨に誤字脱字をいれたので、かなり読みづらいと感じたかと思います。

このように誤字脱字があることによってユーザーの読むリズムを崩してしまい、集中力を切らしてしまいます。

ユーザーの読むリズムを意識してライティングすることで、読みやすさが段違いで良くなります。

文章のリズムについては、こちらの記事が参考になります。

ユーザーからの信用を失う

また誤字脱字があるとユーザーからの信用を失ってしまいます。

例えば、下記の2つのメールを見てあなたはどう感じますか?

誤字脱字がない文章

〇〇様
この度は弊社の転職サービスにご登録いただきありがとうございます。
お送りいただいた履歴書と職務経歴書は厳重に保管いたします。
またいただいた資料は確認した後に、エージェントより面談のご連絡を差しあげますので、どうぞお待ちくださいませ。

誤字脱字が多い文章

〇〇様
この度は社の転職さあービスにご登録いただきありがとうございます。
お送りいただいた履歴書と初苦無経歴書は厳重に保管いたます。
またいただいた試料は確認した後に、エージェントより面談のご連絡を差しあげますので、どうぞお待ちくださいませ。

誤字脱字が多い会社からのメールを読むと「この会社に個人情報を渡して本当に大丈夫かな…」「こんだけ適当だと保管も適当そうだな…」と余計な不安を感じてしまいますよね。

このように誤字脱字があることで社会的信用を失ってしまう可能性がります。

特にお客さんとやり取りをするメールなど、ユーザーやクライアントとの目に入る大事な文章は最新の注意を払うようにしましょう。

誤字脱字が起こる原因

誤字脱字のデメリットを理解したところで、続いては起こる原因について解説していきます。

誤字脱字が起こる原因

  • タイピングミス
  • 見直しができていない
  • 書き直した時に前後のつながりを見ていない

誤字脱字が起こる原因を理解することで、対処法が見つかりやすくなりますよ。

それでは順に解説していきます。

タイピングミス

まず一番考えられるのがタイピングのミス(打ち間違い)です。

これは特にブラインドタッチがまだうまくできない、セールスライティング初心者にありがちな原因です。

ブラインドタッチがうまくできず、画面と手元に目線を切り替え過ぎると画面でのタイプミスに気づかず、誤字脱字が残ってしまう場合があります。

そのため、画面に集中できるブラインドタッチはマストで習得したほうが良いでしょう。

僕がブラインドタッチを習得するまでにやっていた練習方法などは、こちらの記事で詳しく解説しています。

ブラインドタッチを極めると、言葉で話すよりも文字を打つほうが早くなるそうです。

狐乃
狐乃
僕もその次元に足を踏み入れるところまで早くなりました。

そこまで早くなる必要はありませんが、手元を見ずにスラスラ文字が打てるようになるまではブラインドタッチの練習を続けましょう。

見直しができていない

また誤字脱字が起こる原因として、確認がおろそかになっている可能性があります。

文章を書いている途中は誤字脱字に気づきにくいですが、後から読み直すとミスに気づくことが多々あります。

しかし、提出までに時間がなかったり、書き終えた達成感に浸っていたりするとどうしても見直しが不十分になってしまいます。

そのため、文章を書き終えた後に見直しをする時間も十分に取れるようにすると良いですね。

書き直した時に前後のつながりを見ていない

また、見直し時の修正で新たに誤字脱字が発生する場合があります。

漢字やカタカナの変換を修正する場合は問題ありませんが、「て・に・を・は」を修正する場合は、前後の文章とのつながりに注意しましょう。

ここを疎かにしてしまうと、主語と述語の関係がめちゃくちゃになってしまい、一気に読みづらい文章になってしまいます。

時には、1つの助詞を変えるために一文全てのの助詞を入れ替える、構成を変更するなんてこともありますが、読みやすい文章にするために根気強く修正していきましょう。

誤字脱字を減らす方法5選

それでは、誤字脱字を減らす具体的な方法を5つ解説していきます。

今回ご紹介する方法はこちらです。

誤字脱字を減らす方法

  • 時間を空けて読み直す
  • 声に出して読んでみる
  • メモ帳などにコピペして見直す
  • 無料の校正ツールを使う
  • 変換に迷ったらひらがなにする

これらの方法は、僕が仕事の中で実際に取り入れている効果的な方法です。

誤字脱字でお悩みの方はぜひ取り入れてみてくださいね。

それでは解説していきます。

時間を空けて読み直す

誤字脱字を減らすために一番取り組みやすい方法として、時間を空けて読み直す方法をおすすめします。

リアルタイムで書き進めている時は、頭が文章の流れを完全に熟知した状態なので誤字脱字があってもそのまま読めてしまいます。

例えば下記の2つの例文を順番に読んでみてください。

誤字脱字がない文章

今日の反省点は、お客様の目をしっかり見て話せなかったことです。

誤字脱字が多い文章

今日の反省点は、お客様の目をしかっり見て話せなっかたことです。

一度正しい読み方を理解すると、ちょっとした誤字があってもそのまま読み進められてしまいますよね。

狐乃
狐乃
ちなみに、このような現象を「タイポグリセミア現象」と言うそうです。

そのため、書き終わったら一旦頭をリセットするためにも時間を空けることをおすすめします。

理想は一晩、短くても1時間くらいは空けたいですね。

時間を空けることで記憶も少しずつ曖昧になっていきますし、一旦リフレッシュすることで客観的に文章を見直すことができるでしょう。

声に出して読んでみる

誤字脱字を減らすためには目を動かすだけでなく、口と耳も一緒に動かすと良いでしょう。

目視での点検の場合、どうしてもなぁなぁになって確認が甘くなってしまいます。

そのため目で文字を追って、口で音にしながら、耳で聞く、という3つの方法で誤字脱字をチェックしてみてはいかがでしょうか。

最初は僕もあまり信じていなかったのですが、いざやってみると効果絶大で目視だけでは見逃していたであろう誤字脱字を発見できました。

口の中でモゴモゴと音を出すのではなく、小さな声でいいのでしっかり発音することで誤字脱字に気づきやすくなりますよ。

メモ帳などにコピペして見直す

また文章を別の媒体に写して見直すという方法もあります。

例えばWordやGoogleドキュメントで書いた文章をコピーしてGmailやメモ帳に貼り付けてみてください。

媒体が変わることで見え方も変わってくるので、見落としていた誤字脱字に気づきやすくなりますよ。

特にメールやLINEなどの文章なら一度テスト送信をしてみるのもありですね。

無料の校正ツールを使う

手動での見直しが不安な場合は校正ツールを使うと良いでしょう。

無料で手に入る校正ツールでも「て・に・を・は」といった助詞の修正や英単語のミスなどを指摘してくれますよ。

おすすめは「プレスリリース校正ツール」と「Office365のWordの校閲機能」です。

プレスリリース校正ツールは、株式会社バリュープレスが運営するサイトのサービスで、文章を無料で校正してくれます。

修正の指摘がある部分はハイライトして示してくれるので、誤字脱字を見つけやすいのでおすすめです。


プレスリリース校正ツール

Office365のWordは、Office機能がオンラインで使える便利なサービスです。

そしてWord内で「校閲」→「エディター」と進むことで誤字脱字をチェックして、スコアで表示してくれます。

こちらはメールアドレスの登録が必要ですが、無料で使える校正サービスなのでぜひ使ってみてくださいね。


Office365

変換に迷ったらひらがなにする

誤字脱字を防ぐ奥の手として、変換に迷ったらひらがなにしてしまうという手もあります。

この記事を読んでいる方の中にも漢字が苦手という方もいらっしゃるでしょう。

狐乃
狐乃
僕はそれほど得意ではありません・・・

もし漢字の変換に迷ったり、変換すると難しい漢字になったりする場合はひらがなにしましょう。

漢字とひらがなの使い分け方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は誤字脱字が起こる原因と対策について解説してきました。

誤字脱字のデメリット

★読みづらい
→読むリズムが悪くなってユーザーの集中力が切れる

★ユーザーの信用を失う
→誤字脱字から雑さが相手に伝わってしまう

誤字脱字が起こる原因

★タイピングミス(打ち間違い)
→画面を見ていないと打ち間違いに気づきにくい

★見直しができていない
→提出までの時間がない、書き終えた達成感に浸っていて見直しができていない

★書き直した時に前後のつながりを見ていない
→一部分だけを直して前後の整合性を確認していない

誤字脱字を減らす方法5選

★時間を空けて読み直す
→理想は一晩、短くても1時間は空けましょう

★声に出して読んでみる
→しっかり発音しながら音読しましょう

★メモ帳などにコピペして見直す
→可能ならテスト送信してユーザーと同じ画面で確認しよう

★無料の校正ツールを使う
→おすすめのサービスを2つ紹介

★変換に迷ったらひらがなにする
→自分が迷うということは、ユーザーも難しいと感じる可能性が高い

誤字脱字を減らすことで、あなたの文章の権威性や信頼度がアップすること間違いありません。

ぜひ今回の内容を参考に、誤字脱字を減らしていきましょう。

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  • この記事を書いた人

狐乃文人(このふみと)

都内でセールスライター兼マーケターとして働いている狐です。 職業:ライター・Webマーケター(3年以上) 累計売り上げ:2億円以上 このブログでは、未経験からセールスライターになるためのノウハウをお伝えしていきます。

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