どうも、狐乃文人です。
Webライターになるためには、文章を考える能力だけではなくそれをアウトプットする力も必要です。
例えば、素早く文字起こしするためのタイピングの能力なんかは、Webライターには必須のスキルと言っても過言ではありません。
タイピングのスピードや精度が上がることで文章を書くだけでなく、Web全般の作業効率も上がり、短い時間でより大きな成果が上げられるでしょう。
そこで今回はブラインドタッチのメリットや練習方法をご紹介します。
ブラインドタッチのメリット
まずはブラインドタッチができて得られるメリットを3つご紹介します。
ブラインドタッチができると、ただ文字を打つスピードが上がるだけではありません。
Webライターの多くがブラインドタッチをマスターしている理由は、これら3つの理由があるからなんです。
ブラインドタッチのメリット
- 作業スピードがアップする
- 誤字脱字が減る
- 書きたいイメージをすぐにアウトプットできる
作業スピードがアップする
まずブラインドタッチができると、作業全体のスピードがアップします。
Webライターは文章を書くことも、原稿を渡すことも、依頼人や会社の人とのやり取りも、ほぼすべてWeb上で行われます。
そのため、ブラインドタッチができるとできないとでは、作業スピードに何倍もの差が生まれるでしょう。
例えば、海外から来てまだ日本語がうまく話せない方と会話をすると、日本人と会話するよりも時間がかかっちゃいますよね。
それと同じように、ブラインドタッチができるかどうかは、Web上のコミュニケーションで欠かせない要素ですし、文章を書くWebライターにとって文字を打つ速さは仕事ができる速さに直結します。

誤字脱字が減る
次にブラインドタッチができると、誤字脱字が減ります。
キーボードを見ながらのタイピングだと目線が手元に集中してしまい、どうしても画面上に反映された文章の確認が疎かになり、誤字脱字が起きやすくなります。
しかし、ブラインドタッチができるようになると、画面をずっと見ながら文字が打てるので、誤字脱字にも気づきやすくなります。

書きたいイメージをすぐにアウトプットできる
最後にブラインドタッチができると、イメージをすぐにアウトプットできるようになります。
Webライターをやっていると、時にとんでもないアイデアが降りてくる瞬間があります。
そんな時に、アイデアを忘れないようにいち早くアウトプットするためにも、ブラインドタッチができると便利です。
ブラインドタッチで、紙に書くよりも早く良いアイデアをメモにアウトプットできるようになってから、Webライターとしてのアイデアのストックが増えました。
素早くメモを取りたい時なんかは、やはりブラインドタッチが本当に役に立つのでおすすめです。
標準運指って必要?
ブラインドタッチの基本として標準運指の重要性を説かれることがありますが、僕自身あまり重要とは思っていません。
標準運指とは「F」は左人差し指、「K」は右中指と、各キーを押す指を固定する運指のこと。
人間の指の構造を加味して合理的な配分で決められたのだと思いますが、指を気にするあまり、キーボードを見てしまったり、タイピングのスピードが遅くなるようでは本末転倒です。
極論どの指で押しても文字が入力されますし、人によって動かしやすい指や動かしにくい指があるので、自分が一番押しやすい方法を見つければ問題ないと思います。

狐乃式・ブラインドタッチの練習方法
それでは、ここからは僕がブラインドタッチを身につけるためにやっていた練習方法をご紹介します。
ブラインドタッチを身につける方法は、これから紹介する方法1つだけではないので、ご自身の判断で取り入れてくださいね。
狐乃式・ブラインドタッチの基礎
ブラインドタッチを練習する上で、下記のルールを設けてやっていました。
ホームポジションを決める
ホームポジションとは、指を置く基本の位置のことを指します。
ホームポジションを決めるメリットとして、タイピングの再現性を高める効果があります。
ブラインドタッチはキーボードを見なくても手が勝手に動いて文字を打てるようにする訓練なので、どこに何のキーがあるか体で覚えなければいけません。
そのためにも、キーボードの基準となる場所(ホームポジション)を決めておき、キーを打ち終わったら戻ってくることで、ブラインドタッチの精度やスピードが格段にアップするでしょう。
基準運指は気にしない
先ほどの章でも触れたように、キーを打つ指を決める基準運指は気にしなくて大丈夫です。
キーを押してホームポジションに戻る癖がついていれば、どの指で押しても問題ありません。
できるだけ手元を見ない
ブラインドタッチを身につけるわけなので、できるだけ手元は見ないでタイピングしましょう。
ただ、2~3回打っても間違える場合は手元を見て打っても問題ありません。
毎日コツコツ続ける
ブラインドタッチは一朝一夕でうまくなるものではありません。
タイピングをした時間や回数に比例して必ずうまくなるので、焦らずじっくりとやっていきましょう。
キーボードの種類にこだわる
少し応用編になりますが、キーボードの種類によってタイピングのしやすさが変わります。
例えば僕の場合は、キーを押す力をできるだけかけずに指を動かすときもキーの上を滑るように動かすクセがあるので、ノートパソコンで使われている「パンタグラフ」と呼ばれるキーボードが打ちやすいです。
Webライターのように長時間パソコンに向き合ってタイピングをする場合、手が疲れないようにキーボードもこだわったほうが良いと思います。
ちなみに僕が使っているのは、パンタグラフと呼ばれる、ノートパソコンのようにキーが薄いキーボードです。
これは実際に打ってみて感触を確かめたほうがいいので、家電量販店での試し打ちをおすすめします。
狐乃式・ブラインドタッチの練習方法
僕がやっていた練習方法の中で一番効果があったと感じるのは「自分がうまいと感じる文章を書き写す作業」です。
これは、以前紹介したこちらの記事でも解説した書き写しですね。
▽
先ほど解説でもちらっと触れたように、ブラインドタッチをマスターするには体で手の動かし方を覚えるのが一番です。
せっかく手を動かすなら、参考になる文章を書き写すことでボキャブラリーが増えたり、話の構成が学べたりと、あなたのライティングにプラスになる方が良いですよね。
お手本となる文章を一言一句真似して書くことで、ブラインドタッチも習得できるし、Webライティングについても学べるし、一石二鳥ですね。
おすすめタイピングゲーム
とは言っても、ブラインドタッチができるようになるために、地味な練習ばかりだとやる気は長続きしないでしょう。
そこでブラインドタッチの練習が捗る、おすすめタイピングゲームを紹介します。
がんばれ新人君
まず紹介するのはe-typingが提供している「がんばれ新人君」です。
このタイピングゲームには、僕がWebライターを始めたての頃に会社の研修で取り組んでいました。
タイプミスをすると音がなったり、画面が点滅したりするので視覚的にも聴覚的にもわかりやすいのが特徴です。
ただ1つ残念な点として、出てくる例文の中にちょくちょくブラック企業っぽい格言が紛れています。
そのため、仕事で精神が病んでいる人は次のタイピングゲームがおすすめです。
▼サイトはこちら
がんばれ新人君
寿司打
言わずとしれたタイピングゲームの決定版ですね。
寿司打には「正確重視」「速度必須」「一発勝負」などのゲームモードを選択できたり、各コースでの難易度設定もできたりと、かなりゲーム性が高いところが魅力です。
特に一発勝負はその名の通り、タイピングを一文字でも間違えるとその時点で終了になるサドンデス方式のゲームなので、緊張感を持って楽しめますよ。

▼サイトはこちら
寿司打
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はブラインドタッチのメリットや練習方法について解説しました。
ブラインドタッチはWebライターにとって必須のスキルと言っても過言ではありません。
狐乃式・ブラインドタッチの練習方法
- ホームポジションを決める
- 基準運指は気にしない
- できるだけ手元を見ない
- 毎日コツコツ続ける
- キーボードの種類にこだわる
おすすめタイピングゲーム
- がんばれ新人君
- 寿司打
これからWebライターを目指そうとしている方は、ぜひ記事の解説や練習方法を参考にブラインドタッチをマスターしてくださいね。