ウルフ・オブ・ウォールストリートから学ぶ、稼げるセールスライティング術

どうも、狐乃文人です。

今日は「ウルフ・オブ・ウォールストリートから学ぶ、稼げるセールスライティング術」というテーマでお届けします。

それではどうぞ。

【映画】ウルフ・オブ・ウォールストリートのあらすじ

映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は2013年にアメリカで公開されました。

株式ブローカーのジョーダン・ベルフォート氏の伝記『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』（The Wolf of Wall Street）を原作に、彼が億万長者に上り詰め凋落していく半生を描いた作品です。

主人公のジョーダン・ベルフォートは大金持ちになる野望を抱く若者です。

世界屈指の金融の街「ウォール街」にある投資銀行「LFロスチャイルド」に彼が入社するシーンから物語は始まります。

これから始まる株式ブローカーの人生に胸を高鳴らせていたところ、アメリカ最大の金融危機「ブラックマンデー」に襲われ会社は倒産。

あっという間に無職になってしまいました。

妻の勧めを受けて、郊外の古びた株式仲介センターに再就職するジョーダン。

その会社で取り扱う1株6セントのペニー株（格安で価値が低いクズ株）の販売で、巧みなセールストーク力を発揮してあっさり2000ドルを稼ぐ。

この成功体験からジョーダンの人生大逆転が始まる・・・。

ウルフ・オブ・ウォールストリートから学べるポイント

そんなウルフ・オブ・ウォールストリートでは、ジョーダンが顧客にペニー株を販売するシーンが何度か登場します。

それらのシーンを何度も見返すと、ペニー株を簡単に売れる理由が徐々に明らかになりました。

商品を購入するベネフィットを想像させる

ジョーダンがお客にペニー株（格安で価値が低いクズ株）を販売するシーンにも、多くの学べるポイントがありました。

例えば、ジョーダンがお客さんと電話するシーン。

投資で稼いだ金額を伝えると、お客さんは「ローンを返せる金額と同じだ」と興味を示します。

その瞬間、矢継ぎ早にジョーダンが「そう、これでローンは完済です」と追い打ちをかけます。

このように、お客さんに株を買ってもらうためには、銘柄の特徴よりもその株を買って得られる利益（ベネフィット）を訴求することが重要です。

このように、お客さん目線でのベネフィットを具体的に書くことで、購入に誘導しやすくなるでしょう。

商品を売るためには需要が必要

映画を象徴するシーンの1つに、ジョーダンが仲間たちに向かって「このペンを俺に売ってみろ」と課題を与えるシーンがあります。

ジョーダンが差し出したのは、どこにでも売っているようなごく普通のペンです。

あなたはどのようにして、ペンを相手に売り込むでしょうか？

この映画で描かれている正解は、「そのナプキンに名前を書け」と相手に頼むことでした。

この会話で重要なのは、ペンが必要な状況（需要）を生み出すことです。

ペンの性能、スペック、希少性を伝えたところで、相手はペンに関心を持っても「欲しい」とまでは思わないでしょう。

なぜなら、今、ペンが必要な状況ではないからです。

しかし、回答例のようにサインを求められた状況ではどうでしょう？

ペンがなければサインを書けませんよね。

このように、商品を売るためには買い手に商品の必要性を感じさせる必要があります。

これをセールスライティングに応用するなら、お客さんが今買うべき理由を与えてみましょう。

このように、今すぐ買う理由を理由（需要）を作り出すことで、自然と商品が売れるようになるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はウルフ・オブ・ウォールストリートから学ぶ、稼げるセールスライティング術について解説しました。

この他にもウルフ・オブ・ウォールストリートでは、セールスライティングに活かせる要素がたくさんあります。

セールスライターとして稼いでいきたいなら、ぜひ一度見てみることをおすすめします。