どうも、狐乃文人です。
未経験からWebライターになろうと思い、転職活動している方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、未経験でも受け入れてくれるほど甘くないのが現実。
未経験からのWebライターへの転職はまさに茨の道です。
ただ、きちんとした戦略をもって転職活動に取り組めば、未経験からでもチャンスは十分にあります。

というわけで今回は未経験からWebライターになるため転職戦略ついて解説していきます。
Webライターになる前のスペック
未経験からWebライターになった話をする前に、まずは僕の経歴からざっくりご紹介できればと思います。
Webライターになる前の狐乃のスペック
- ライター未経験
- 四流私立大卒
- スキル・資格なし
僕が大学4年の頃、就活という人生の岐路を適当に選択するというとんでもないミスを犯しました。
資格も特殊なスキルも取得せず、ただダラダラと過ごしていた僕にとって、就活すらも「めんどくさい」と思ってしまうものでした。
当時、体力だけには自信があったので「体を使って働けるところ」というざっくりとした希望で就活を進め、一番最初に内定をもらえた工事現場作業員を派遣する会社に就職しました。
この就活でのスタンスが僕の人生で大きな間違いだったのです。
なんとなくで選んだ会社は人も仕事の内容も良かったのですが、どこか仕事に身が入らない毎日を送っていました。
「仕事も充実している、人間関係にも困っていない、お給料も生活に困らない程度はもらっている。それなのにこの満たされない思いはなんだろうか・・・」
そう考え出して3ヶ月後にある決断をします。

といっても自分がやりたいことなんて、そう簡単に見つかるものではないですし、就活の自己分析すらも適当に済ませていたので、探すことに相当苦労しました。
そして見つけたのが「書く仕事」、つまりライターだったのです。
未経験での面接対策
とは言え、大学で書くことを専門としていたわけではないし、アルバイトでもライティングをしたことがない全くのド素人。
そんな人間を雇ってくれるような企業なんてありません。
某転職サイトで「ライター」と検索して、表示された企業に片っ端から履歴書を送って祈られる毎日でした。
やはりどの企業も即戦力を求めており、未経験の場合アルバイトや契約社員での雇用が多かったです。
数打てば当たるとたくさんの企業に履歴書を送っていく中で、わかってきたこともいくつかありました。
例えば、「ライター」と言ってもいろんな種類があるということ。
Webライターの種類
- 新聞や雑誌の記者(レポーター)
- オウンドメディアサイトの記事の執筆
- 企業の広報部に所属するライター
- Webマーケティングのライター
など、企業によってライターの仕事内容は全く違っていました。
また、ライターの募集をかけているほとんどの企業が履歴書と一緒にポートフォリオの提出を求めていました。
ポートフォリオとは自分がこれまで携わった制作物を一覧にした「作品集」のこと。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
▽
ポートフォリオの提出を求める=未経験のライターは選考前に落とされるという明確なサインだした。
そんな未経験に厳しい業界でどのように内定を勝ち取ったのかと言うと、ポイントは2つ。
未経験で内定を勝ち取るポイント
- 「インハウス」のライターを募集している企業に絞る
- ブラックな中小企業を狙う
それぞれ順に解説します。
「インハウス」のライターを募集している企業に絞る
インハウスとは企業内に所属する専門職の人のこと。
つまり、下請けではなく「会社専属のライター」を募集している企業だけに応募しました。
実は外注でライターを雇うよりもインハウスのライターのほうが費用が安く、融通がききやすいという企業側のメリットがあります。
教育に時間をかけてでもインハウスのライターを育てたいと思っている企業が多いので、未経験でも採用されやすいようです。
インハウスライターの働き方やリアルな月収など、詳しく解説したこちらの記事も参照してくださいね。
▽
ブラックそうな中小企業を狙う
とは言え、インハウスの企業だけを狙ってもそうそう内定をもらえるものではありません。
そこでさらに企業を絞るため、ブラックそうな中小企業だけに集中しました。
ブラックそうな中小企業は万年人手不足な会社が多く、人の入れ替わりが激しいので若手の頃からチャンスに恵まれると思いました。
いち早く実績を作りたい転職者、万年人手不足を解消したい企業側。
両者の利害関係が一致して内定を獲得できる確率がぐっと上がるわけです。
ただブラック企業というだけあって仕事はかなり大変だと思います。
しかし、若いうちに実践経験を積める分、次の転職では即戦力としての人材になれるので、次の転職では「選ばれる側」から「選ぶ側」になれるでしょう。
これら2つのポイントを意識して転職活動を続けた結果、無事に内定を獲得してWebライターへと転身しました。
Webライターになってからの苦労
かくして念願のWebライターになったわけですが、そこから苦労が全く無くなったわけではありません。
未経験だったからこそ、知識と経験を身につけるのにかなり苦労しました。
そのため、ライティングの基礎を身につけるためにとことん書く練習を繰り返していました。
書く練習方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▽
またパソコンをメインにする仕事も初めてでタイピングスピードが遅かったので、基礎知識の習得と並行してブラインドタッチの練習にも取り組んでいました。
当時、僕が取り組んでいたブラインドタッチの習得方法はこちらの記事にまとめています。
▽
こんな基礎中の基礎のトレーニングを継続した結果、数ヶ月後には一人前のWebライターとしてバリバリ仕事をこなせるようになりました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は未経験からWebライターになるため転職戦略について解説してきました。
未経験からWebライターになるには
- 「インハウス」のライターを募集している企業に絞る
- ブラックな中小企業を狙う
これは僕が転職活動をしていた当時の実例でしたが、今の転職市場に通ずる部分はあったかと思います。
今回の内容が、少しでも参考になったら嬉しいです。