どうも、狐乃文人です。
Webライターは特に資格は必要なく、手軽に副業として取り組める仕事の一つです。
しかし、Webライターを本業にしたいのであれば、本当にあなたに向いている仕事なのかよく考えることをおすすめします。
というのも、Webライターという仕事は、「向いている人」「向いていない人」がかなりはっきりと分かれやすいと自分が感じているからです。
そこで今回は、Webライターに向いている人・向いていない人の特徴について解説していきます。
Webライターに向いている人の特徴
まずはWebライターに向いている人の特徴を5つご紹介します。
Webライターに向いている人の特徴
- 文章を書くことが好き
- いろんなことに興味がある
- 情報収集が好き
- スケジュール管理ができる
- 継続力がある
僕がこれまでWebライターをやってきて「この人向いているな〜」と感じた人は、これらの特徴に該当している人でした。
文章を書くことが好き
Webライターは文章を通じて情報を伝えることが仕事です。
そのため、文章を書くこと自体を楽しめる人はWebライターが向いていると言えます。
ここでいう「文章」とは、小説やエッセイといった難しい文章ではありません。
SNSやブログ、日記など短く個人に向けた文章も含みます。
私の場合、国語や小論文の成績が良かったわけではありませんが、自分で考えて文章を書くこと自体は昔から楽しいことだと感じていました。
この「楽しかった」という経験が、今ライターとして仕事をしている原動力になっています。
情報をまとめたり、論理的でわかりやすい構成に並び替えたりと、一般的に多くの人が苦手とする作業を楽しんでできるなら、Webライターになる才能は十分にあると思います。
いろんなことに興味がある
Webライターは様々なジャンルや業界の記事を執筆することがあります。
そのため、幅広いテーマに興味を持ち、その分野に関する知識を磨くことが大切です。
例えば趣味や特技が幅広い方は、自分の興味があることを記事にするだけでお金がもらえるという、まさに理想の稼ぎ方が実現できるでしょう。
もし専門知識や資格がなくても、書きながら勉強していけば全く問題ありません。
私も過去に投資の記事を書いたことがありましたが、FP(ファイナンシャルプランナー)の資格どころか投資経験がない状態で記事を書いた経験があります。
※もちろん、めちゃくちゃ調べて正しい情報を書きました。
初心者のうちは特定の分野に特化した知識よりも、幅広いことに興味を持てるかどうかの方が重要でしょう。
情報収集が好き
Webライターは記事を執筆する際に、信頼性のある情報を収集し、それをもとに記事を構築します。
そのため、情報を収集することが好きな人は、多くの情報源を駆使して正確な情報を伝えるWebライターに向いています。
また情報を収集する際に一次情報まで調べる人は、Webライターとして高い素質があります。
というのも、あらゆる情報があふれる昨今、Webライターには正しい情報を収集する能力が求められています。
例えば、まとめサイトやSNSの情報は真偽不明なことも多く信憑性が欠けます。
一方、専門家の意見や科学的証拠がある論文などの一次情報は、匿名の情報と比べて信憑性が高く信頼できる情報です。
間違った情報を発信しないためにも、日常的に信頼でいる情報源を活用していきましょう。
スケジュール管理ができる
Webライターは自由な働き方ができる職業の1つとして紹介されることが多いですが、自由な反面、自己管理できないと稼げない仕事です。
例えばクライアントとの打ち合わせに遅刻しない、締切を必ず守るといったスケジュール管理能力はWebライターに必須の能力です。
実はスケジュール管理ができないライターが多いので、締切を守れるだけでもライターとしての価値が高まります。
またスケジュール管理ができるということは、
<li>物事を逆算ができる</li>
<li>自分の作業スピードを把握している</li>
<li>必要な工数を見積もれる</li>
これらのスキルが備わっていることでもあります。
スケジュールを管理できるならクライアントと良好な関係を築き、高単価な案件も獲得しやすいでしょう。
継続力がある
Webライターとしてのスキルを高めるためには、継続して取り組むことが不可欠です。
初めのうちは成果が出にくいこともありますが、継続して記事を執筆することで徐々にスキルが向上します。
私はWebライティングを始めたばかりの頃は1円も稼げるレベルではありませんでした。
そこから4年間くじけることなくWebライティングを続けてきたからこそ、やっと生活できるぐらいの金額を安定して稼げるようになりました。
Webライティングはすぐに大金が稼げる仕事ではありませんが、コツコツ経験を積んでいけば誰でも安定して収益を出しやすい仕事だと思います。
もし、継続力や粘り強さが自分の長所だと思っている人は、ぜひWebライティングに挑戦してみてください。
Webライターに向いていない人の特徴
続いて、僕が思うWebライターに向いていない人の特徴は下記の5つです。
Webライターに向いていない人の特徴
- コミュニケーションが苦手
- 自分を表現したい
- デスクワークが苦手
- チームで仕事がしたい
- 文章を書くことが嫌い
もしこれらに当てはまったとしてもWebライターを諦める必要はありません。
自分の不得意や欠点を理解して補ったり、誰かにサポートしてもらったりすることで、十分に活躍できると思いますよ。
コミュニケーションが苦手
Webライターはクライアントとやり取りをする際に、基本的にメールやチャットなどテキストベースのやり取りが多いです。
そのためテキストでのコミュニケーション能力が非常に重要になってきます。
対面での会話と違ってテキストのコミュニケーションの場合、細かなニュアンスが伝わりづらく相手にうまく意図を伝えられなかったり、逆に相手の意図を読み間違えてしまうことがあります。

そのため、コミュニケーションが苦手だとクライアントの関係性の構築で、非常に苦労することになるでしょう。
コミュニケーションが苦手な人は、ZoomやLINEなどの通話サービスを使って会話で伝えたり、仲介者を挟むことをオススメします。
私の場合、ライティングの方向性を決めたり、ヒアリングしたりする時は、ニュアンスのズレがないように必ず打ち合わせの時間を設けて話し合うようにしています。
オンラインでも音声で話し合うことで信頼関係が強くなり、お互いが気持ちよく仕事ができるようになるのでオススメです。
自分を表現したい
またWebライティングを通じて自己表現がしたい、自分を知ってもらいたいという人もWebライターに向いていないと言えるでしょう。
Webライターは自分が好きなことを書くのではなく、クライアントやお客様が求めている文章を書くことが仕事です。
そのため、時には自分の主張を我慢してクライアントの希望を叶えることも重要です。
こうやって書いてあると、自己表現をすることがダメという風に読み解くかもしれません。
しかし、「文章で表現したい」という気持ち自体は、Webライターの原動力になるので、間違っているとは思いません。

私の場合、自分の好きなように文章を書ける場としてブログやSNSを始めました。
こうやって自己表現をできる場を設けることで、仕事とプライベートでメリハリが付いてストレスを貯めなくなりました。
ブログやSNSが人気になれば、知名度もアップして転職や仕事受注にも役立つので、自己表現をしたい人にはおすすめです。
デスクワークが苦手
Webライターは長時間パソコンに向き合い続ける仕事なので、デスクワークが苦手という人も向いていないでしょう。
立ち仕事をしている人からすると「ずっと座って仕事ができるから楽そう」と感じるかもしれませんが、長時間座り続けることによってしっかり体にダメージが蓄積します。
特にパソコンを見続ける仕事なので、眼精疲労や肩こりに悩まされる人は少なくありません。

また立ち仕事と比べて運動量が劇的に少ないため、肥満になりやすいというリスクも含んでいます。
そのため、Webライターは健康面にも配慮が必要です。
私は1時間に1回は立って体を伸ばしたり、目薬を打ったりと体や目を休ませる時間を設けています。
こういった適度な休憩を取ることで、作業効率を落とさずデスクワークに取り組めますよ。
チームで仕事がしたい
基本的にWebライターはひとりで黙々と原稿を執筆することが多い仕事です。
そのため、チームを組んで仕事をしたいという人には向いていないと思います。
特に副業でWebライティングをする場合、基本的に自宅での作業となるので人と顔を合わせることはほとんどありません。

私の場合、一人で仕事をするほうがマイペースにできるので問題ありませんが、人によってはチームを組んで仕事をしたいという人もいるでしょう。
そういう場合は、SNSやアウトソーシングのサービスを使って一緒に働く仲間を集めると良いと思います。
また、最近では一緒に仕事や作業をやる無料のオンラインコミュニティもあるので、話し相手がほしいという場合は、そういったサービスを利用するのも良いですね。
文章を書くことが嫌い
やはり、文章を書くことが嫌いな人はWebライターに向いていない可能性があります。
上述したようにWebライターという仕事を続ける上で、文章を書くことが好きという気持ちがエネルギーになります。
もし文章を書くことに苦痛を感じるのなら、この地道な作業は苦痛でしかないでしょう。
ただ、文章を書くことが嫌いだけどWebライターをやっているという人も一定数いらっしゃいます。

そんな方々と会話する中で、書くことが好き以外にモチベーションとなるものがあるなら、Webライターの仕事を続けられるのだと感じました。
例えば、
<li>お給料が高い</li>
<li>一緒に働く仲間が最高</li>
<li>会社の成長を支えたい</li>
といったやりがいなどのモチベーションがあれば、Webライティングを続けられるのかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はWebライターに向いている人・向いていない人の特徴について解説してきました。
Webライターに向いている人の特徴
★文章を書くことが好き
→この気持ちがあればWebライターは天職
★いろんなことに興味がある
→興味の幅が広ければ、それだけ多くの仕事が受けられる
★情報収集が好き
→具体的な数値や論文を提示できれば説得力アップ
★スケジュール管理ができる
→締め切り遵守はWebライター以前に社会人として身につけよう
★継続力がある
→継続すればライティングスキルの向上も期待大
Webライターに向いていない人の特徴
★コミュニケーションが苦手
→テキストベースでのコミュニケーションが苦手だと苦労しがち
克服方法:通話や対面の会話に切り替えたり、仲介者を入れたりしよう
★自分を表現したい
→クライアントの期待に応えられないと仕事がもらえなくなるかも
克服方法:ブログやSNSなどで自己表現したい内容を発信しよう
★デスクワークが苦手
→立ち仕事とは違ったストレスがあります
克服方法:定期的なストレッチと目の休息を取ろう
★チームで仕事がしたい
→一人で演る仕事が多いので、寂しさを感じるかも
克服方法:一緒に作業をするオンラインコミュニティに参加してみよう
★文章を書くことが嫌い
→文章を書くことが「好き」というエネルギーがないと継続が難しい
対策:好き以外のモチベーションを見つけよう
現役ライターの目線で、かなり踏み込んだ話ができたかなと思います。
向いている・向いていない以上に、Webライターに興味があるなら一度やってみることを強くオススメします。
いきなり本業にしなくても、副業で挑戦してみたり、無料のブログやSNSを初めて見るだけでも良いと思います。
まずは触れて、それから向いているか向いていないか判断しても遅くありません。
ぜひあなたもWebライターに挑戦してみてくださいね。
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