どうも、狐乃文人です。
今回は僕が執筆したコラム第2弾「売れるキャッチコピーを書くコツ」を紹介します。
このコラムも前回と同じく担当者からボツにされて公開されなかったものです。
▽コラム第1弾はこちら
前回のコラムはキャッチコピーを作る時の心構え的なお話でした。
今回はさらに実践的な内容で、キャッチコピーを考える時に僕が特に意識している2つのポイントをご紹介します。
良いキャッチコピーを作る上で欠かせない要素なので、これを読んで実践すれば売れるキャッチコピーに一歩近づくこと間違いないでしょう。
それでは、本編をどうぞ。
売れるキャッチコピーを書くコツ
私がキャッチコピーを考える時に大切にしているのは「第一印象」です。
「人は見た目が9割」「第一印象は3秒で決まる」など外見が重要という言葉がありますが、これはキャッチコピーにも同じことが言えると思います。
例えば、魚沼産コシヒカリのキャッチコピーを考えてみましょう。
例1
日本海に面して自然豊かな新潟県魚沼市で日本百名山の一つ「苗場山」の水を使って育てたコシヒカリ
魅力となる要素を詰め込んだキャッチコピーですが、かなり長いので多くのお客さんは途中で読むのをやめてしまうでしょう。
キャッチコピーを考える時は、できるだけ短く簡潔に伝えることが重要だと思います。
一般的にキャッチコピーは15文字以内が良いと言われているので、先程の例文をブラッシュアップしてみましょう。
例2
日本百名山の水で育てたコシヒカリ
コンパクトにしたことでパッと見で「良い水で育てたお米」ということがすぐに理解できますし、“日本百名山”という単語から「なんかすごそう」という感じが伝わるかと思います。
このように、お客さんが一目見た時に「なんかすごそう」「ビビッときた」と感じるようなキャッチコピーになるように工夫しています。
そしてもう1つ、キャッチコピーのフレーズだけでなく表記にもこだわっています。
例えば「簡単」という単語を例に解説すると、
例3
・ポップな感じを出すキャッチコピーなら、ひらがなで「かんたん」
・標語のように何かを象徴するキャッチコピーにするなら、カタカナで「カンタン」
・強調したい言葉に付随させるなら、漢字で「簡単」
といった感じで目的に合わせて使い分けています。
どれも同じ意味を表す言葉ではありますが、表記が違うだけで第一印象もかなり変わってくると思います。
キャッチコピーは商品やサービスの看板なので、ほんの少しでも良い印象が与えられるように創意工夫を凝らしていきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
売れるキャッチコピーを書くには、第一印象と言葉の表記が重要だと僕は考えています。
第一印象でお客さんが「買う」か「買わない」どちらか判断してしまうと言っても過言ではありません。
ぜひビビッと来るような第一印象を与えるためにも、キャッチコピーに創意工夫を凝らしていきましょう。
また、こちらの記事では第一印象で良い印象を与えるためのライティングテクニックを解説しています。
ぜひ併せてご覧くださいね。
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